Google は先月発表していた YouTube で保護者が自分のアカウントを13歳以上の子どものアカウントにリンクできる新しい「保護者向け管理機能」を、全世界で展開したことを発表しました。この機能はヘルプページでは「13 歳以上のお子様向けの管理機能」と呼ばれています。
アカウントをリンクすることで、子どもの YouTube アクティビティに関する分析情報を取得できます。YouTube によれば、これらの分析情報は YouTube で安全にコンテンツを作成する方法についての学習機会を適切なタイミングでもたらしたり、会話のきっかけとなったりする可能性があるとしています。
リンクした保護者のアカウントから、YouTube での登録、コメント、子供がアップロードした動画の数など、共有された情報を確認することができるようになります。また、子どもが新しい動画をアップロードしたり、ライブ配信を開始したりしたときなど、アクティビティを知らせるメール通知がリンクされた両方のアカウントに送信されるようになります。
なお、YouTube ヘルプによれば、管理機能の設定プロセスは保護者と 13 歳以上の子どものどちらでも開始できますが、管理機能をオンにするには、保護者と子どもの両方がアカウントをリンクすることに同意する必要があります。保護者または 13 歳以上の子どもは、管理機能をいつでもオフにすることができるとしています。
記事執筆時点では完全に展開されているわけではなく、段階的に展開されているようです。ヘルプページでも以下のような注意が表示されています。
13 歳以上のお子様向けの管理機能を設定するオプションがまだ表示されない場合は、しばらくしてからご確認ください。この機能は 2024 年 9 月中に、対象となる保護者と 13 歳以上のお子様向けにリリースされる予定です。
13 歳以上のお子様向けの管理機能 – YouTube ヘルプ
この機能に関するヘルプはこちらをご確認ください。