Qualcomm は新しいチップセットとなる Snapdragon 6 Gen 3 をひっそりと発表しました。新しい Snapdragon 6 Gen 3 は手頃な価格のスマートフォン向けとしてリリースされ、Snapdragon 7s Gen 2 のクロックダウン版という扱いになっているようです。
Snapdragon 6 Gen 3 は SM6475-AB というコードネームになっており、2.4GHz で動作する4つの Cortex-A78 コアと 1.8GHz で動作する4つの Cortex-A55 コアのオクタコア構成で、Adreno 710 GPU も搭載しています。この SoC は LPDDR4X および LPDDR5 RAM と UFS 3.1 のサポートが含まれています。
なお、Snapdragon 7s Gen 2 には4つの 2.4GHz Cortex-A78 コアと4つの 1.95GHz Cortex-A55 コア、Adreno 710 GPU という構成になっています。これら2つはよく似ており、7s Gen 2 が 144Hz FHD+ 解像度をサポートしていますが、6 Gen 3 はそれをサポートしていない以外は共通しています。
公式の特長で紹介されている内容では、Snapdragon 6 Gen 1 に比べて CPU パフォーマンスが最大10%向上、GPUパフォーマンスが30%以上向上、AIパフォーマンスは20%以上向上しているとしています。Snapdragon Elite Gaming 機能や Wi-Fi 6 / 6E、Snaddragon Sound などをサポートします。
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