Google Pixel 9 シリーズは20W未満の充電器を「急速充電」とは呼ばなくなりました

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Google は Pixel 9 シリーズを発表してから2週間が経過しましたが、発表時に明らかにされていなかったいくつかの新しい機能の発見が報告されており、そのうち1つとして充電が「急速充電」と見なされる基準が Pixel 9 シリーズでは従来の Android デバイスより高くなっていることが報告されました。

Pixel 9 シリーズ以外の Android デバイスでは、急速充電として見なされる充電ワット数は7.5Wからとなっていて、それ以上であればすべて急速充電器となりデバイスには「急速充電中」と表示されていました。しかし、最も低速な充電器で急速充電といっても時間は非常に長くかかり、かといって最大200W相当の充電器も存在することから、すべてをまとめて急速充電器として扱うのは無理があります。

Google も同様の考えに至っているはずで、今年6月にも Android が急速充電のしきい値を従来の 7.5W から 20W へと引き上げる可能性があることが報告されていました。おそらくこれが Pixel 9 シリーズの Android では有効になっており、20Wを超える充電器を使用している場合にはデバイスの充電中に「急速充電中」というテキストを表示されるようになります。

Google Pixel 9 シリーズは最高の充電速度は Google 公式の45W充電器を使用した場合に保証されていますが、それ以外の充電器を使用しても問題なく急速充電は可能です。ただし、これまでの7.5W基準ではなくなったため、高速な充電であると見なされるためには少なくとも20W以上の充電器を使う必要があります。

なお、現時点では Pixel 9 シリーズ以外にこの基準は適用されていません。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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