Google は Cloud Next 2024 で発表していた、Google チャットと IFTTT との統合の導入を展開しました。この統合はすでに利用可能となっていて、Google Workspace アカウントと個人の Google アカウントの両方で利用できます。
IFTTT との統合により、「ユーザーは今日最も人気のある1,000以上のアプリでチャットを自動化できる」ようになります。例えば、スペースに新しいメンバーとして追加されたユーザーにメールを送信したり、Google ドライブなどに新しいファイルが追加されたときにスペースにメッセージを送信するワークフローを設定できるようになりました。また、DiscordやXなどのメンションやタグをスペースに自動的に投稿するようにし、コミュニティの最新情報を把握することもできます。
なお、IFTTT は連携させたい Google アカウントでログインするだけで、以下のようなトリガーとアクションを使うことができます。
- トリガー
- スペースの新しいメッセージ : 指定されたスペースに新しいメッセージが投稿されたとき
- スペースの新しいメンバー : 指定されたスペースに新しいメンバーが追加されたとき
- 新しいスペースの追加 : 新しいスペースが追加されたとき
- アクション
- スペースに投稿 : 選択したスペースに投稿する
- スペースにメンバーを追加 : メールアドレスを使用してメンバーを追加する
- プライベートスペースの作成 : プライベートなスペースを作成する
- スペースの説明を更新 : スペースの説明を更新する
- スペースのガイドラインの更新 : スペースのガイドラインを更新する
デフォルトで用意されているワークフローと自動化はチームや企業向けとなりますが、個人ユーザーでもうまく活用すれば便利になります。これらは現在、すべての Google Workspace ユーザーと Workspace Individual ユーザー、個人の Google アカウントを持つユーザーがすでに利用可能となっています。
IFTTT とのチャット統合はこちらから開始できます。
IFTTT では新しく追加された Google チャット以外に利用できる Google Workspace アプリは、Gmail、ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、カレンダー、連絡先、タスクなどがあります。
Source Google