Google は Fitbit のスマートウォッチの製造を止め、フィットネストラッカーに注力すると報じられる

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Fitbit Sense 2 の画像

Google のスマートウォッチと言えば先週発表された Google Pixel Watch 3 がありますが、Fitbit を傘下に納めてから Pixel Watch 以外のスマートウォッチの発表は Fitbit Sense 2 と Versa 4 だけとなっています。新しい情報によれば、Google は今後 Fitbit ブランドでのスマートウォッチの製造はされず Pixel Watch がその役割を担い、Fitbit はフィットネストラッカーに注力する可能性があるようです。

これは Google の Pixel Wearables 製品管理担当シニアディレクターの Sandeep Waraich 氏が Engadget へのインタビューでほのめかしており、Fitbit ブランドのスマートウォッチが登場するかどうかという問いに対して「Pixel Watch は当社のポートフォリオにおけるスマートウォッチの一部です」と回答したようです。

また、Fitbit 製品はすべてミニマルで長持ちするトラッカーに充電を置くことになることも認めたと報じています。さらに Google 広報担当者も「Pixel Watch は Fitbit 向けのスマートウォッチの次期モデル」と伝えたとしています。

とは言え、Google が Fitbit ブランドを終わらせるわけではなく、あくまでもスマートウォッチ は Pixel Watch シリーズとして扱い、Fitbit ブランドとしてのデバイスは Inspire、Luxe、Charge シリーズなどのフィットネストラッカーのみでリリースされることになります。

正直に言えば、Pixel Watch も初代からアップグレードが行われて機能なども Fitbit と変わらなくなっており、アプリが共通していることなどから、ここでまた独自OSの Fitbit スマートウォッチをリリースする必要はないと思っていました。そのため、今回の話も特に問題があるようには思いません。Fitbit デバイスを終了させてしまうのも一つかもしれませんが、Pixel Watch など高度な機能を必要としないユーザーやよりバッテリー駆動時間の長いデバイスを求めているユーザーを逃すことにもなるため、トラッカーシリーズを残すことも悪い選択ではないはずです。

あとは新しい Fitbit のトラッカーがどういうデバイスになるかが気になるところですが、現時点では新しいデバイスに関する情報はありません。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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