Google の新しい Pixel 9 シリーズスマートフォンは様々な変更点が加わっていますが、そのうち1つには指紋センサのアップグレードがあります。これは Samsung Galaxy デバイスが採用していると同じ超音波式の指紋センサーであることが確認され、これまで Google Pixel デバイスのネックだった光学式ディスプレイ内蔵指紋センサの不満が解消されます。
Google によれば、この新しい超音波指紋センサーを採用することで50%高速になるとしており、Qualcomm からは Pixel 9 シリーズには世界最速を謳う超音波ディスプレイ内蔵指紋センサーである Qualcomm ３D Sonic Gen 2 を搭載したことが明らかにされています。
この指紋センサは Galaxy デバイスが搭載しているものと同じ指紋センサーのシリーズですが、具体的なバージョンについては明らかにされていません。とは言え、本当にこれまでの Pixel デバイスのディスプレイ内蔵式指紋センサは厄介だったので、これが解消するだけでも使い勝手は改善するはずです。
新たに採用した超音波センサーによるディスプレイ指紋認証技術により、画面に指を触れるだけで、端末やアプリのロック解除、さらには決済時の認証も可能に。この新技術により、水やほこり、油などの汚れに強く、さざまざな状況下で高速かつ正確な指紋認識が実現しました。
なお、デバイスの側面に指紋センサが配置されている Pixel 9 Pro Fold はこの超音波指紋センサーは搭載していません。
Google Pixel 9 シリーズの発表に関する記事はこちら。これまでを含む Pixel 9 シリーズに関する記事はこちら。
