今後リリースが楽しみな新しい Chormebook と言えば、おそらく Samsung の Chromebook Plus デバイスになると予想される「Xol」こと「Samsung Galaxy Chromebook Plus」です。これまでにもいくつかの情報をお届けしてきましたが、最新の情報では Geekbench に Xol のベンチマークが登場していたことが発見され、ここからスペックに関する情報が明らかにされています。
これまでの噂をまとめると、Google が開発している「Xol」というコードネームのボードの開発には Samsung の関係者が多く含まれていることから、これまでの Chromebook 開発状況からほぼ Samsung のデバイスであると予想されています。また、開発コードから「Xol」デバイスが Chromebook Plus デバイスであることが示唆されており、大型 OLED ディスプレイ、テンキー、独自のキーなどを搭載することも示され、ハイエンドデバイスになる可能性が高いことがわかっています。
これは Chrome Unboxed が Geekbench に「Xol」のスコアが掲載されていることを発見したもので、Geekbench に登場したベンチマークから「Xol」には Intel Core 3 100U と 8GBRAM または Intel Core 5 120U と 16GBRAM の2つの構成があることが確認されました。
Samsung のことなので最新の第14世代 Core Ultra を搭載するかと思いましたが、ベンチマークでは第13世代を採用しており、スコア的には第13世代のほうが少し上回っているようです。正直、ChromeOS で Core Ultra を活用できるようになるまではまだ時間がかかりそうなので、13世代を採用するのは悪いことではありません。
とくに Core 5 120U には 16GBRAM が搭載されているため、Galaxy Chromebook Plus は間違いなくハイスペックなモデルになります。ベースの Core 3 100U と 8GBRAM も決して低いものではなく、価格を抑えることもできるため一般ユーザー向きの構成と言えます。
7月に入ってから多数のベンチマークテストが行われていることから、「Xol」の登場も近づいているはずです。予想どおり10月までの間に新しい Chromebook Plus モデル、しかも Samsung から Galaxy シリーズとして発表されることに期待です。