Google は新しい TV ストリーミングデバイスとなる Google TV Streamer のリリースに伴い、これまで長い間活躍してきたドングルタイプの Chromecast の生産を終了することを発表しました。また、在庫がなくなり次第、販売終了となります。
なお、既存の Chromecast デバイスのサポートポリシーに変更はなく、引き続き最新デバイスへのソフトウェアとセキュリティのアップデートは提供されるとしています。
Google TV Streamer は、これまでのドングルタイプとは異なりテレビ台や卓上に置いて使うタイプの TV ストリーミングデバイスです。新しいリモコンが付属し、処理能力やメモリのアップグレードでパフォーマンスが向上しています。一方、価格はこれまでの Chromecast より高価な99.99ドルでの販売となります。
今回、Google は既存の Chromecast デバイスの生産を終了し、在庫限りで販売を終了すると明らかにしています。そのため、低価格な TV ストリーミングデバイスが必要なユーザーは、いまのうちに購入しておくほうが良さそうです。日本では Google TV Streamer のアナウンスは(記事執筆時点)ではありませんが、おそらく販売終了の流れになるはずです。
とはいえ、具体的なタイムスケジュールが明らかになっているわけではないため、そこまで焦る必要はないかもしれません。あるいは一定以上の在庫があれば、Amazonや量販店などでセールを実施することもありえます。