Google は今年に入ってから Google フォトの AI を活用した機能の無料提供を開始しており、すでに利用したことのあるユーザーもいると思います。今回、Google が公式ブログで｢Google フォトの AI 編集ツールの使い方｣を投稿し、そのなかで｢編集マジック｣と｢消しゴムマジック｣の消去ツールの違いが説明されています。
これも実際に使ったほうがわかりやすいかもしれませんが、何かを自然に消去するためには｢編集マジック｣のほうが優れています。
これについて、投稿のなかでは｢消しゴムマジック｣は写真の小さな部分をすばやく修正するのに最適としており、例えば背景に人物や物体がある風景写真は消しゴムマジックを使うのに最適かつ高速であるとしています。
一方、｢編集マジック｣は目立って複雑な前景オブジェクトや写真全体の大部分を占めるオブジェクトを削除したい場合、生成 AI でスペースを埋める編集マジックが効果的であるとしています。つまり、複雑な消去をしたい場合には｢編集マジック｣が優れていることがわかります。
また、Google は｢編集マジック｣を使用するときはタップ、ブラシ、円で囲むという3つの方法がありますが、境界がはっきりしているオブジェクトはタップするほうが簡単です。境界がはっきりしていないオブジェクトでブラシか円で囲むを使い、ピンチして拡大することでより正確な選択が可能になります。
最後に、Google フォトの AI 編集ツールで忘れずに使うべきが強度スライダーの操作で、効果の強さを調整することができる点です。ポートレートライトやぼかしでは、自分の好みの強さに微調整することも大切であると伝えています。
Source Google
