Google Pixel Watch の初代がリリースされて以降、いくつかの問題が発生していて修正が行われているものもありますが、2022年12月に初めて報告されて現在も解決していない問題には、ユーザーがカスタムウォッチフェイスを選択すると AOD (常時表示ディスプレイ)で明るさの自動調整が機能しない問題があります。
これは Android Police が報告しているもので、Pixel Watch でカスタムウォッチフェイスを利用すると常時表示ディスプレイ(AOD) モードの自動明るさ調整(自動輝度調整)が動作しなくなります。そのため、ユーザーが明るい部屋から暗い部屋、または暗い部屋から明る部屋に移動したとき、手動で画面を操作するまで画面の明るさが明るいままもしくは暗いままになります。
この問題は2022年12月に Google Issue Tracker で報告されており、当時 Google はこの問題を認めていましたが、現在でも修正は提供されていません。このバグは Pixel Watch または Pixel Watch 2 でカスタムウォッチフェイスを使用し、「傾けて画面をON」を無効にしているときのみに発生します。
これの修正については現状でも不明ですが、Wear OS 5 でデフォルトになる Watch Face Format (WFF) を通じて修正される可能性が期待できるとしています。とはいえ、これも予想であり実際に修正されるかはわからず、少なくとも Wear OS 4 の時点では未だに厄介な問題として残されています。