Google が2020年にリリースされた Chromecast with Google TV (4K) の後継機種を開発していることが今年4月に報じられていましたが、新しい情報によってこのデバイスが「Google TV Streamer」になることが明らかにされました。
Google が 9to5Google に共有した画像によれば、これまでのようにテレビに直接差し込んで使うコンパクトなドングル形式のデバイスではなく、TV台などに置いて使うデバイスになることが確認できます。
本体は手前側が低く奥側が高い斜めのデザインになっていて、よくある TV ストリーミングデバイスに比べると少し横幅の長いデザインです。
背面からは2本のケーブルが出ていることが確認でき、おそらく電源ケーブルと HDMI など TV と接続するケーブルになると思われます。形状が手前下がりになっているので、TV下に置いても圧迫感はなさそうです。
リモコンについては、Chromecast with Google TV のものより少し長くなっているようで、ボタンの配置やアイコンデザインも変更されており、例えば音声入力ボタンはアシスタントのアイコンではなく一般的なマイクアイコンに変更されています。音量ボタンも側面ではなく前面に移動し、YouTube と Netflix のショートカット、ショートカットの「マジック(星型)」ボタンも付いているようです。
新しいデバイスは Google TV の名前こそ残りますが、Chromecast ではなくなります。今年初めに「Chromecast built-in」から「Google Cast」へと変更されたことなどもあり、Google は 今後 Chromecast ブランドを廃止していくようです。
現時点では新しい「Google TV Streamer」がいつ発表されるかは不明ですが、このタイミングで情報が共有されたのであれば、もしかしたら来月の Made by Google 2024 イベントで発表されるかもしれません。