Google ドキュメントでは2022年からウェブ版で Markdown (マークダウン記法) の使用がサポートされていますが、さらに他の Markdown 対応ツールとドキュメントの連携を強化するために要望の多かった機能をいくつか導入したことを発表しました。
今回導入された機能には次のようなものがあります。
- 貼り付け時にマークダウンをドキュメントのコンテンツに変換する
- ドキュメントのコンテンツを Markdown としてコピーする
- ドキュメントをマークダウンとしてエクスポートする
- マークダウンをドキュメントとしてインポートする
これらの機能が利用可能になることで、ドキュメントの内容を Markdown に変換(エクスポート)したり、Markdown からドキュメントにインポートすることができるため、他の Markdown ツールと相互に使用する場合に便利になります。
なお、エンドユーザーは Markdown のインポートとエクスポート(メニューの[ファイル] > [ダウンロード]または[開く])はデフォルトでオンになっていますが、コピーと貼り付けは [ツール] > [設定] から [Markdown を自動検出する]を手動でオンにしする必要があります。
この機能は即時リリースおよび計画的リリースドメインで2024年7月16日から最大15日かけて段階的に展開されます。すべての Google Workspace ユーザー、Individual ユーザー、個人の Google アカウントユーザーが利用可能です。
Source Google