Gemini for Google Workspace ユーザーが Workspace 拡張機能のベータ版を利用可能になりました

当サイトは Google Adsense、Amazon アソシエイト等 アフィリエイト広告を利用して収益を得ています.

Google は Gemini for Google Workspace アドオンのユーザーを対象として、Workspace 拡張機能のベータ版が利用可能になったことを発表しました。

これにより、Google Workspace 管理者が組織における Gmail と Google ドライブ用の Gemini 拡張機能のベータ版テストプログラムにオプトインできるようになりました。この機能を有効にするためには、Google Workspace 管理コンソールから [アプリ] > [Google Workspace] > [Gemini] > [Workspace 拡張機能 (BETA)] のページにアクセスします。

ここでは「ユーザーが Gemini(gemini.google.com)内の Workspace 拡張機能にアクセスできるかどうかを選択する」項目があり、許可するかどうかのチェックボックスがあります。

また、説明のなかでは「Workspace 拡張機能を利用できるのは、Gemini for Workspace(Business、Enterprise、Education)のライセンスが割り当てられているユーザーに限られる」ことと、「顧客データ保護は、Google Workspace 利用規約または Workspace for Education 利用規約に基づいて、Gemini の一貫として提供されます。顧客データが、モデルの改良のために使用されることはなく、人間の担当者によって確認されることもありません」と明記されています。

現時点では Gmail と Google ドキュメント、Google ドライブから情報を探す、ドキュメントの要約、情報の整理といったことができますが、Google Workspace でも今後さらに多くの Google プロダクトとサービスが Gemini に統合される予定となっています。

なお、これ以外にも Gemini から Data Commons の様々なデータセットにアクセスできるようになり、「気候変動、雇用、経済、健康などの複雑なトピックに関するデータを視覚化」ができるようになります。これは5月に発表された Education 向け Gemini のリリースに伴う新機能となります。

  • URLをコピーしました!

著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

目次