Wear OS 5 は Watch Face Format のみをサポート。古いウォッチフェイスは利用できなくなる

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Google は Samsung Galaxy Watch 7 および Galaxy Watch Ultra に最初に搭載される Wear OS 5 に関する最新情報を共有しており、Wear OS 5 にアップグレードされることで Watch Face Format に準拠したウォッチフェイスのみがサポートされることを明らかになりました。

Watch Face Format は昨年の Google I/O 2023 で導入され、現在では Wear OS 5 がプリインストールされて発売される新しいスマートウォッチにインストールするためには必須となっているものです。これは Wear OS 5 搭載スマートウォッチで Google のパフォーマンスと品質基準を満たしたウォッチフェイスのみを使用させるためで、この要件を満たしていない場合は Google Play ストアで利用できなくなります。

つまり、Wear OS 5 では新しくインストールできるウォッチフェイスは Watch Face Format である必要があり、一部の古いウォッチフェイスをインストールできなくなりました。Google によれば、次のようなパターンが挙げられています。

  • すでにスマートウォッチを利用している
    • 現時点では Wear OS 2 以降を実行しているスマートウォッチで、既存のウォッチフェイス(WFF以外でも)を利用できる
  • 新しいスマートウォッチを購入する
    • Wear OS 5 を搭載した新しいスマートウォッチの場合、以前のウォッチで利用できた一部のウォッチフェイスがダウンロードできないことがある
  • 新しい時計に転送する
    • 現在の時計をバックアップし、Wear OS 5 を搭載した新しいスマートウォッチで復元すると、一部の古いウォッチフェイスが転送されない場合がある

要は新しくセットアップするときに Wear OS 5 であれば WFF のみになるが、既存の Wear OS デバイスをアップグレードして Wear OS 5 にした場合はそのまま利用できるようです。とは言え、Wear OS 5 から Watch Face Format が標準になるのであれば、いまのうちに新しく対応する文字盤を探しておくほうが良さそうですね。

現時点では Samsung の Galaxy Watch 7 と Watch Ultra のみに展開されますが、来月には Google Pixel Watch 3 が登場する予定で、当然それには Wear OS 5 が搭載されるはずです。

Source Google

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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