Samsung は Galaxy Z Fold 6 のナンバリングで、いくつかの派生モデルをリリースする可能性が報告されていましたが、そのうち「Galaxy Z Fold 6 Ultra」に関してはいつの間にか話を聞かなくなっており、「Galaxy Z Fold 6 Slim」の話題が出てきたことからキャンセルされたという噂もありました。
しかし、新しい報告によれば Samsung は「Galaxy Z Fold 6 Ultra」を一度キャンセルしたようですが、現在は保留中のような状態になっていて、再検討される可能性があるとしています。
これまで「SM-F958」という型番のデバイスが Galaxy Z Fold 6 Ultra になると言われており、ベーシックな Z Fold 6 と Z Flip 6 とともに韓国向けとして発表される予定でしたがリリースは延期されていました。
WinFuture によれば、Samsung は Galaxy Z Fold 6 Ultra の開発を一旦キャンセルしたものの、市場に投入するかは現在保留中という扱いになっているとしており、再びリリースするかどうかを社内で議論している可能性があることを伝えています。
この理由として、Samsung は中国で超薄型の Hono Magic V3 をはじめ多数の優れた折りたたみ式デバイスがリリースされることにプレッシャーを感じており、Ultra デバイスがそれに対抗できるものかどうかを検討しているとしています。
Samsung からは Z Fold 6 と Z Fold 6 Slim は展開されるにしても、劇的な変化は見られないことから、折りたたみ式スマートフォンに関しては中国メーカーの勢いに圧されていることは間違いありません。いちユーザーとしては、むしろ Ultra として出すよりも再設計したほうが良いのでは…と思わなくもありません。