今回、Samsung が「Galaxy Z Fold 6」の別バージョンである「Galaxy Z Fold 6 Slim」に関する新しい情報が報告され、本体が薄くなってスタイラスペン非対応ということ以外にも違いがある可能性が示されています。
Samsung の次期折りたたみ式スマートフォンの一つである Galaxy Z Fold 6 の発表は間近に迫っていますが、Z Fold 6 には別のバージョンとなる「Galaxy Z Fold 6 Slim」というモデルもリリースされるという噂がこれまでにありました。当初、「Galaxy Z Fold 6」と同じタイミングで発表されると言われていましたが、Samsung はこのリリースを今年の第4四半期もしく2025年初頭に延期する可能性が確認されています。
韓国の TheElec によれば、Samsung は「Galaxy Z Fold 6 Slim」と思われる新しい折りたたみ式スマートフォンの量産に間もなく入ることが部品サプライヤーからの情報として入手しており、Samsung はこのモデルを40〜50万台生産する予定で、発売は今年の第4四半期を予定していると報じています。
これまでの情報から、Samsung は Galaxy Z Fold 6 Slim の名前の通り薄いデザインのデバイスを実現するためにSペン(スタイラスペン)のデジタイザーを削除するなどの変更を行っていることは伝えられていますが、今回新たな情報として Galaxy Z Fold 6 Slim のメインディスプレイは8インチになり、カバーディスプレイは6.5インチを搭載すると伝えました。
これらか発売される Galaxy Z Fold 6 のメインディスプレイは7.6インチ、カバーディスプレイは6.3インチを搭載すると言われているため、新しい Slim モデルはそれよりも大きなディスプレイを採用することになります。
なお、Samsung は以前にも8インチメインディスプレイの折りたたみ式スマートフォンの開発に取り組んでいたものの、デバイス全体の厚みやグリップの問題などのために先送りにされていたことを指摘しており、Galaxy Z Fold 6 Slim のリリースはその問題が解決されたためと TheElec は伝えています。
現時点ではいくつかのリークで得られた情報のみとなっており、Galaxy Z Fold 6 Slim のスペックなどの詳細についてはまだわかりません。