ASUS JAPAN は昨年発売された Windows ゲーミングハンドヘルド PC の「ASUS ROG Ally」を改良したアップグレードモデル「ASUS ROG Ally X」の国内発売を発表し、本日から予約開始、2024年7月24日に発売することを明らかにしました。
「ASUS ROG Ally」は完成度の高い Windows ハンドヘルドゲーミング PC として人気があったものの、熱対策やバッテリー駆動時間などに不満の声が多かったことも事実です。ASUS はこれらの問題に対処するとともに、いくつかのアップグレードを行った改良モデル「ASUS ROG Ally X」を今年6月の COMPUTEX で発表しています。今回はその「ROG Ally X」を日本でも発売することになりました(すでに夏以降に販売を予定していた)。
「ROG Ally X」はディスプレイやプロセッサ、GPUなどの基本的な部分は代わりませんが、内部設計などが見直されて排熱と冷却性能が向上、RAM、ストレージ、バッテリー容量も昨年のモデルから増量されており、特にバッテリー容量は2倍となっています。一方、重さも70g増加しましたが約678gと負担になりにくい範囲で、バッテリー駆動時間の延長のほうがメリットは大きいと思います。
また、インターフェースも見直され、本体上部にあった専用の外部 GPU 用として搭載されていた ROG XG Mobile ポートが USB-C (USB4 / DP1.4&PD3) に置き換えられており汎用性が高くなりました
本体の価格は139,800円(税込)と昨年のモデルから3万円の値上がりとなりましたが、より完成度の高い1台になったと言えるため、この価格でも検討する価値はあると思います。