以前から Qualcomm の次のフラッグシップチップセット Snapdragon 8 Gen 4 に関するうわさとして、現行の Snapdragon 8 Gen 3 よりもさらに高価になることが伝えられていましたが、今回はもう少し詳しい情報が報告されています。
この報告はリーカーの Ming-Chi Kuo 氏によるもので、Snapdragon 8 Gen 4 は Gen 3 に比べて25～30％も価格が上昇する可能性あることを伝えました。これは大幅な値上がりとなり、チップのコストを考えると200ドルほどになると予想されます。
チップのコストが増えることでほとんどのメーカーはフラッグシップスマートフォンの価格を上げることになるか、もしくは他の部品のコストを下げることで価格の上昇を抑えることになるため、ユーザーとしてはあまり嬉しいことではありません。どちらの場合でも少なくともユーザーに影響が出ることは予想できます。
今年に入ってリリースされているいくつかのフラッグシップモデルやプレミアムのスマートフォンも、昨年から100ドル近くの値上げが行われる傾向があり、来年はさらに値上がりする可能性もあります。
日本では為替の影響もあるため今年の後半から来年にかけてどうなっているかはわかりませんが、現状のままであれば海外以上に値上げのインパクトはありそうです。
一方、Kuo 氏によれば Windows ノートパソコン向けの安価な Snapdragon チップセットは2025年末に発売される可能性があることも付け加えています。
