Oura は指輪型ウェアラブルデバイス(スマートリング)の Oura Ring を通じ、心臓の年齢(心血管年齢)と長期的な心臓の健康状態を把握して改善するための心肺機能の測定のサポートを追加したことを発表しました。これによりユーザーが自分の心血管の状態を確認し、対策が必要な場合はそれを検討することができるようになります。
心血管年齢は、実年齢と心臓の健康状態の関連を理解するために用いられ、Oura では「推定された動脈硬化と脈波伝播速度(PWV)に関する情報を伝える光電脈波計(PPG)信号内の年齢に関連した観察結果を分析する」ことで機能するとしています。この結果を確認するためには14日間のデータが必要となります。
心肺機能の測定は血中酸素の測定と組み合わせて測定しており、この機能を使うときにはユーザーは歩行テストを求められるとしています。これにより vo2max (最大酸素摂取量)のベースが設定され、それを基に心肺機能変動が計算されます。
現時点ではこれらの機能はリリースされておらず、公開の正確な日付は明らかになっていませんが、2024年5月下旬に展開される予定としています。Android と iOS の両方の Oura Ring Gen 3 デバイスで利用可能になります。
Source Oura