Google はウェブ版 Google Meet のコントロールに Material 3 デザインシステムを導入して新しいデザインに変更したことに加え、Android 版 Google Meet アプリではサードパーティのアドオン(拡張機能)がサポートされることも発表しました。
コントロールのデザイン変更
まず、ウェブ版の Google Meet では通話中のエクスペリエンスを改善して近代化するために Material 3 デザインが導入されており、今後1年間でさらにアップデートを行い、Meet の外観と操作性の向上だけでなく直感的な方法で会議機能を見つけてアクセスできるようにするとしています。
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この変更によって meet.google.com にアクセスして通話中の下部に表示されるコントロールナビゲーションは、円と丸みを帯びた正方形または長方形(ダイナミックシェイプ)に変更され、アクティブになっているときにわかりやすくなります。また、カラーパレットも変更されました。
ただし、Google は「デザインの変更であり、機能に変更がないことに注意してください」と伝えています。この変更は Google Workspace アカウントおよび個人の Google アカウントに展開されはじめており、2024年6月11日から15日以上かけて展開される予定です。
Android 向けアドオンの追加
もう一つの変更は、Google Meet アドオンへのアクセスを Android デバイスにも拡張しており、Meet アプリ内からサードパーティおよび独自アプリを検索してインストールできるようになりました。すでにデスクトップ(ウェブ)版では利用可能です。
これによりユーザーは外出していても、Android デバイスで Google Meet を使用しているときにサードパーティアプリにアクセスできるようになります。この設定はウェブと同じく、[アクティビティ]のパネルからアクセスできます。
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モバイルでは使用できないアドオンがある場合には、[利用不可]と表示されます。
こちらの機能はすべての Google Workspace ユーザー向けに展開され、即時リリースドメインで6月11日から最大15日かけて段階的に展開、計画的リリースドメインで2024年6月24日から3日以内で完全展開される予定です。
Source Google Workspace Updates