Android 15 の「インスタントホットスポット(テザリング)」は Samsung デバイスでは動作しない

当サイトは Google Adsense、Amazon アソシエイト等 アフィリエイト広告を利用して収益を得ています.

Google は今年後半にリリースする Android 15 のアップデートで、いくつかの新機能の導入を予定しています。このうち一つが「インスタントホットスポット」と呼ばれる機能で、この機能を使うことでAndroid タブレットや Chromebook を Android スマートフォンのホットスポットにシームレスに接続できるようになります。しかし、Android Authority の報告によればこの「インスタントホットスポット」は Samsung Galaxy デバイスでは利用できないことが確認されました。

現在も「モバイルホットスポット(テザリング)」を使うことで、Wi-Fi 接続しかない Android タブレットや Chromebook をスマートフォンのインターネット接続を利用してネットにアクセスできるようになりますが、スマートフォンでモバイルホットスポット(テザリング)を有効にして、デバイスの Wi-Fi リストから接続先を選択後にパスワードを入力して接続する必要があります。

このような手間を省く機能が新しい「インスタントホットスポット」機能で、Android タブレットまたは Chromebook をワンタップで簡単にネットワークに接続できるようになります。この機能は Android 11 以降のスマートフォンで使うことができますが、Samsung のデバイスは例外的に使うことができないようです。

ちなみに Android 15 の「インスタントホットスポット」の挙動は ChromeOS の「インスタントテザリング」と似たような機能になります。ただ、ChromeOS のインスタントテザリングの場合は連携したスマートフォンと Chromebook の間でのみ機能しますが、「インスタントホットスポット」は Android タブレットとも連携が可能になる点が異なります。

一方、Samsung のスマートフォンの場合は One UI そのものに自動的にモバイルデータ接続を共有する「自動Wi-Fiテザリング(Auto Hotspot)」機能がすでに導入されています。この機能は Samsung スマートフォンと Samsung タブレットとの間でモバイルデータ接続の共有はできますが、Samsung デバイス以外と共有することができません。そのため、Android 15 で導入される「インスタントホットスポット」は様々な Android デバイスを接続することができますが、Samsung の場合はこれまでと同じく Galaxy デバイス(同じ Samsung にログインしている)専用となります。

新しい「インスタントホットスポット」は Android デバイスで広く利用できるはず(OS組み込みの機能)ですが、なぜ Samsung デバイスで利用できないのかははっきりとわかっていないようです。おそらく自社のエコシステム内でデバイスを購入させるために制限を設けたと考えるのが自然です。

とは言え、Samsung デバイスでもこれまでどおりの「テザリング」は使うことができますし、Samsung デバイスユーザーであれば同じ Samsung アカウントにログインしていれば「インスタントホットスポット」は利用できますので、そこまで大きな影響はないかもしれません。

  • URLをコピーしました!

著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

目次