Google Workspace for Education 向けに Gemini アドオンが展開。一部言語を対象

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Google は2024年5月23日より Google for Education のユーザー向けに Gemini アドオンを提供することを発表しました。企業の Google Workspace ユーザーと同様に Gemini Education と Gemini Education Premium という2つのサービスで提供されます。

なお、Gemini for Google Workspace の機能は18歳以上の教育ユーザー向けに展開されており、言語は英語、スペイン語、ポルトガル語でのみ利用可能です。

Gemini Education と Gemini Education Premium は次のようなサービス内容となります。

  • Gemini Education : 月間使用量制限付きの低価格サービスで、教育機関が Workspace で生成 AI を使い始めるのに最適なサービスです。
  • Gemini Education Premium: Gemini Education のすべての機能に加え、AI を活用した Meet でのメモ作成や概要作成、AI 強化のデータ損失防止などの高度な機能も含まれており、近日中にさらに多くの機能が提供される予定です。このアドオンにより、Workspace で生成 AI ツールに完全にアクセスして使用できるようになります。

Gemini Education と Premium のどちらも Google Workspace for Education の Education Fundamentals、Standard、Plus、Teaching and Leaning Upgrade のアドオンとして利用できます。

Gemini for Google Workspace が Education でも利用できるようになることで、様々な資料などの作成を AI がアシストすることで業務の負担を軽減でき、さらにエンタープライズグレードのデータ保護機能を使用して、Gemini と安全にチャットすることもできます。

また、近日登場予定となる Google Workspace for Education の新機能として、さらなるデータ保護や OpenStax と Data Commons の拡張機能、授業計画機能を備えた新しい Gemini 機能などが提供される予定です。

詳細については Google Workspace Updates および Google The Keyword の投稿をご覧ください。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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