Google は Android の新しい Google AI 機能を仕事で活用し、生産性の向上や開発者向けの活用、ビジネスのセキュリティと運用を改善できる方法を公式ブログで紹介しています。
1つ目は従業員の生産性をさらに高める方法として、Android の Gemini アプリや Gmail に統合された Gemini の機能、Pixel レコーダーアプリの自動文字起こし、「かこって検索」の活用があります。
- Android の Gemini アプリ : ブレインストーミング、計画、作成、分析に使う
- Gmail に統合された Gemini : メールスレッドの要約、メールの返信提案、下書きの修正や構成、Gmail に関する質問
- Pixel レコーダー アプリ : 会議を録音して自動的に文字起こしをする
- かこって検索 : 画像を丸でかこったり、テキストをハイライトして素早く検索できる
これらの活用は仕事だけでなく個人で使うにも便利ですが、Gmail の機能に関しては Google Workspace ユーザーまたは一部が Google One AI Premium プランユーザーに限られています。
2つ目の開発者向けとなる AI 機能の活用では、開発プロセスを簡素化しながらアプリケーションを構築・展開することに役立つものを紹介しています。
- 複雑なコーディングを必要とせず AI モデルを構築してテストし、画像の分類、テキストの分析、言語の翻訳などを行う
- Vertex AI Studio を利用して強力なコンピューティングリソースと Gemini を含む130を超える基盤モデルにアクセスして AI アプリケーションを実現
- Android Studio の Gemini を利用して、より速くコーディングする方法を学ぶ
3つ目は AI を活用したセキュリティの強化です。
- Android Enterprise を使用し、Gemini Nano とかこって検索を制御してデバイス上のデータセキュリティを管理、権限を設定
- Google Workspace の Gemini Business および Gemini Enterprise に組み込まれた保護機能と管理コントロールを使用して、セキュリティ設定やユーザー権限、AI 機能を制御。
- 新しい盗難検出機能を使い、デバイスが盗まれるなど予期しない状況でビジネスデータを保護する
このような Google AI を活用した方法が紹介されています。詳細については Google 公式ブログをご覧ください。