Samsung は世界でまだ商用化されたことのない半導体である 2nm プロセスノードのプロセッサの開発に取り組んでいることが報告されました。
韓国メディアによれば、Samsung は最近になって 2nm プロセッサの開発プロジェクトを開始し、プロジェクト名は「Thetis」と呼ばれ独自ブランドの Exynos で採用する計画があるとしています。この開発中のプロセッサはおそらく Exynos 2600 となり、Galaxy S26 シリーズに供給できるよう2025年後半には量産が開始される予定であることが伝えられました。
2nm プロセッサの開発については、Apple が来年9月に発表する iPhone 17 シリーズに搭載すると言われており、Qualcomm も現在 2nm 開発プロジェクトが進行しています。ここで Samsung も 2nm プロセッサの商用化に成功すれば、2社に追いつく形になります。一方、台湾の TSMC も 2nm プロセッサのの量産を2025年に開始する予定としています。
なお、噂によれば Samsung の次世代 Exynos 2500 もパフォーマンスが大きく向上しており、Galaxy S25 シリーズでは S24 シリーズと同様に、地域によって Snapdragon 8 Gen 4 for Galaxy プロセッサとともにリリースされると言われています。
いずれにしても現時点ではまだ未知数ですが、Samsung はチップセットでも巻き返そうと開発に取り組んでいるようです。
via GSMArena