Google は Android デバイスのほとんどに Digital Wellbeing と呼ばれるアプリをプリインストールしており、これを使うことでユーザーがスマートフォンの使用状況を監視・管理したり、保護者による使用制限などを行うことができます。
今回、AssembleDebug が Digital Wellbeing アプリのベータ版 v1.11 の APK 分解を実行したところ、将来導入される可能性があるものとして、一部の機能と名称の変更や PIN を設定してアプリの制限ができるようになることなどを発見しています。
いくつかの変更があるうち、アクティブにできた3つの機能として以下のような変更を示しています。
- 「アプリタイマー」が「アプリ制限」に変更 : 現在、ダッシュボードの一部となっている「アプリタイマー」は「アプリ制限」と呼ばれるようになり、アプリ内に独自のセクションが追加されます。ユーザーが制限を設定したアプリはセクションの先頭に並び替えて表示されるようになります。
- 「ダッシュボード」を「アクティビティの詳細の表示」に変更 : これは名称の変更だけのようです。
- PIN を設定してアプリを制限する : ユーザーがアプリの制限を設定する際に、PIN を設定することができるようになります。これを設定すると、アプリの制限を変更する場合には必ず PIN が必要になります。
これら Digital Wellbeing の変更がいつ有効になるかは不明ですが、アプリのベータ版には機能として導入されているため、近いうちにリリースする可能性があります。