Google チャットのアップデートによって、スペース管理者が Google チャットのスペースの電子メールアドレスを生成できるようになり、そのスペースにメールを送信または転送できるようになったことが発表されました。この機能は Google Cloud Next ’24 の一環で発表されたものでです。
スペースごとのメールアドレスを生成して、そこにメールを送ることによってスペースのメンバーがメールの内容を簡単に把握して優先付けしたり、話し合うことが簡単になります。また、送られたメールはスペースにメールのスニペットを示すクリック可能なカード形式で表示されるようになります。
管理者側の設定はなく、チャットのスペース管理者がメールアドレスの生成を行うことができます。スペース管理者は、[スペースの設定] > [メール] というセクションからメールアドレスの生成を選択することでスペース固有のアドレスを作成することができます。
スペース管理者がメールアドレスを作成すると、すべてのスペースメンバーがスペースにメールを送信または転送することができます。スペースにメールを送信する場合には一般的なメール送信と同じく、宛先にスペースのメールアドレスを入力します。
この機能は即時リリースドメインが2024年5月22日から最大15日かけて段階的に展開され、計画的リリースドメインは2024年6月6日から3日かけて完全に展開される予定です。すべての Google Workspace ユーザーがこの機能を利用できます。
Source Google