先週、Google は Gemini Advanced の AI モデルを Gemini 1.5 Pro へとアップデートしたことで、いくつかの新しい AI 機能を使えるようになりましたが、現在そのうちのスプレッドシートを使用したデータ分析が利用可能になっています。
現在、この機能はモバイルアプリでは利用できませんが、Gemini Advanced ユーザーはデスクトップのブラウザもしくは Google ドライブ経由でCSV、TSV、XLSX、Google スプレッドシートのファイルを直接アップロードできるようになりました。
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ファイルをアップロードするとともにプロンプトを入力すると、保存されているデータをもとにデータの探索やグラフの作成、得られた結果の概要などを教えてくれます。なお、一度にアップロードできるファイルは最大10個までで、各ファイルのサイズは最大100MBまでとなっています。
大掛かりな分析を必要とせず、短時間で要約や概要、傾向を大まかに確認するときには便利な機能です。ただ、処理の時間はほどほどにかかるため、データ量の少ないファイルや簡単な数値を出すだけなら、普通にスプレッドシートを使うほうが早そうです。