「add to chromebook」バッジで ChromeOS に最適化されたアプリをインストールしやすくなります

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Google I/O 2024 で開催された「ChromeOS の新機能 / What’s new in ChromeOS (Google I/O ‘24)」のセッションにて、Google はアプリケーションが ChromeOS に最適化されているかを判断できる「add to chromebook」というバッジを導入することを発表しました。なお、日本語では「chromebook に追加」というバッジ表記になります。

これは Chromebook ユーザーが対応するアプリを見つけてインストールしやすくするもので、Google は Android アプリとプログレッシブウェブアプリ(PWA)の両方で「add to chromkebook」バッジと「ChromeOS アプリ URL」を導入します。

これにより Android アプリの場合、バッジをクリックすると Google Play ストアに移動してインストールすることができます。また PWA の場合はユーザーがどこからでもアプリをインストールすることができるようになります。

以前まで、Chrome ブラウザでタブを開いてから PWA インストールを行う必要がありましたが、「add to chromebook」バッジと ChromeOS アプリ URL を使うことでこの制限がなくなり、ユーザーはどのページにいても PWA をインストールできます。

なお、いくつかの人気のあるアプリではすでに「add to chromebook」バッジが表示されているようです。

このバッジと機能の導入により、ユーザーはアプリが ChromeOS 向けに最適化されているかを判断しやすくなり、インストールもしやすくなるためアプリの利用が便利になります。

この他には PWA のタブ付きモードなども発表され、Figma はすでに新しい PWA を利用しています。ChromeOS 126 で幅広く展開される予定となっています。

via 9to5Google

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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