Google I/O 2024 では今年後半にリリースが予定されている Wear OS 5 の開発者向けビルド Wear OS 5 Developer Preview が、いくつかの新機能とともに発表されました。今回、この発表では含まれていない新しい2つの機能が発見されたことが報告されています。
この報告は Android Authority によるもので、Wear OS 5 Developer Preview では以前報告されていたグリッドベースのアプリランチャーと新しいプライバシーダッシュボードが導入されたことを伝えています。
まず、新しいグリッドベースのアプリランチャーですが、これまでのように一覧でアプリがリスト表示されるのではなく、アプリが丸型アイコンで3カラム表示されるデザインとなっています。これは設定から変更することができ、リストとグリッドを自由に変更することができます。
リスト表示だと目的のアプリまでスクロールする距離が長くなりますが、グリッド表示であれば目的のアプリを見つけやすくなるため、多数のアプリをスマートウォッチにインストールしている場合には便利なはずです。
もう一方の新機能では、新しいプライバシーダッシュボードが追加されているとしています。これはアプリと通知に追加されており、Android 12 でスマートフォンに導入されたものと同じように機能するとしています。これにより、機密性の高いアプリの権限や過去24時間のアクセスなどを管理することができるようになります。
これらは Android Emulator を使って確認されていますが、この他にもユーザーがメディア出力デバイスをスマートウォッチから選択できる機能もあるようです。ただ、今回のエミュレーターではテストできなかったとしています。