Google と Apple が協力した Bluetooth トラッカーの悪用を防ぐ機能を展開

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Google と Apple は紛失防止を目的とした Bluetooth トラッカーを悪用するユーザーへの対策として「Detecting Unwanted Location Trackers」という仕様とサポートの提供を発表しました。

本来、持ち物をなくしたときに見つけやすくする Bluetooth トラッカーですが、これを悪用して他人にの位置情報の追跡に使用されるという問題が挙げられていました。この問題には1年以上前から Google と Apple が協力して対処に取り組んでおり、本日の新しい仕様の発表となりました。

これにより、iOS と Android のユーザーは使用されている Bluetooth トラッカーやプラットフォームに関係なく、自分のデバイスではない(条件が満たされていない)場合に、不明なトラッカーがあることの通知を受け取ることができるようになります。また、不明なトラッカーの位置を特定するために音を鳴らしたり、無効にするための手順も確認することができます。

現時点では Apple AirTags、「デバイスを探す」と互換性のある Bluetooth トラッカーが含まれており、Chipolo、Eufy、Jio、Motorola、Pebblebee などが対象となります。将来リリースされるタグも互換性を持つことが約束されています。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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