Android 14 で動作するタブレットはキーボードの Alt + Tab の動作が改善しました

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Google はタブレットなどの大画面 Android デバイスに向けた改善に取り組んでいますが、Android 14 では外付けキーボードでタブレットを操作するときのキーボードショートカットにも及んでいます。今回は Android 14 ではタブレットで外付けキーボードを利用する際に「Alt + Tab」の動作が改善されていることが報告されました。

Android 13 までは Android タブレットなどの大画面デバイスに接続された Bluetooth または USB キーボードで Alt + Tab のショートカットを使うと、単に最近使ったアプリが表示されます。Alt を押しながら Tab を押すことでアプリを切り替えることができますが、どのアプリを選択しているかがわかりづらく、デスクトップで使うショートカットよりも使いづらいことがネックでした。

しかし、Google は Android 14 で Alt + Tab のショートカットの動作を変更しており、外付けキーボードで入力すると画面の上部に小さな水平ストリップが表示されます。

このストリップには最大6つのアプリが表示され、Alt キーを押しながら Tab キーを押すと順番に切り替わり、選択されているアプリはプレビューの枠部分がグレーの線で強調されるため、わかりやすくなります。また、6つ以上ある場合には最右に[他◯件のアプリを表示できます]が表示され、それに合わせると最近使用したアプリ画面が全画面で表示されます。

Google は Pixel Tablet 向けに公式のキーボードとスタイラスペンをリリースするという噂があるなかで、物理キーボードの使いやすさを改善しています。まだ正確なことは不明ですが、期待したいですね。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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