Google は World Password Day に向けて Google 全体のパスキーの情報を共有し、間もなく高度な保護機能プログラムにもパスキーを導入する予定であることを発表しました。
Google の高度な保護機能プログラムは、機密性の高い情報をオンライン攻撃などから保護し、自動的に新たな保護機能が追加されて個人情報の安全性を保つための機能です。主に選挙運動員や候補者、ジャーナリスト、人権活動家など標的型攻撃のリスクが最も高いユーザーを保護します。
以前まではログインの本人認証のためには Titan Security Key などのハードウェア セキュリティ キーが必要でしたが、今回の発表によりハードウェア セキュリティ キー と並行して任意のパスキーを使用してログインすることができるようになります。また、パスキーのみを使用するか、パスワードと組み合わせて使用するかも選択できます。
この他には、1Password や Dashlane などのパスワードマネージャーベンダーがパスキーの管理をサポートしたこと、過去12ヶ月の間に Amazon、1Password、Dashlane、Docusign、Kayak、Mercari、Shopify、eBay、Uber、PayPal、Whatsapp などパスキーの展開を開始したことが共有されました。