Google は検索に便利な新機能として「カスタムフィルター」機能をテストしていることが報告されました。この機能は一部のユーザーに表示されており、検索結果の絞り込みをより簡単に行える機能のようです。
9to5Google によれば、このフィルター機能では特定のキーワードを追加したり、特定の Web サイトをフィルターするほか、ファイルタイプ(PDF、ドキュメント、スプレッドシート、プレゼンテーション、電子書籍など)のフィルター、ドメインタイプ(.org、.gov など)のフィルター、時間によるフィルターが含まれています。
Google が提供している検索のカスタムフィルターの例として、次のようなものが挙げられています。
- ディスカッション – Quora と Reddit の結果のみを表示します
- PDF のみ – PDF ファイルからの結果のみを表示します
- 過去 7 日間 – 過去 1 週間以内の結果のみを表示します
- 家族向け – 承認された Web サイトのリストからの結果のみを表示します (下のギャラリーを参照)
- コーディング – Github や Stackoverflow などのコーディング Web サイトの結果のみを表示します
さらに設定したフィルターは名前を付けて保存することができ、以後の検索結果で使用することができるようになっています。保存されたフィルターは Google アカウントに保存され、モバイルとデスクトップの両方で機能するようです。
これまでは検索中に演算子を利用して絞り込む必要があるなど、少々手間がかかっていたことは事実ですし、再検索するときにも面倒だったので新しいカスタムフィルター機能はかなり便利です。
ただし、Google が正式に発表している機能ではなく、現時点ではまだテスト中でありすべてのユーザーに表示されているわけではありません。とは言え、便利なので早めのリリースに期待です。