Google 検索には結果から一部の動物やオブジェクトを 3D や拡張現実(AR)で表示できる機能がありますが、最近の報告ではこの機能を使って表示できる動物やオブジェクトの数が大幅に減ったことが報告されました。
この機能は「検索で 3D と拡張現実を体験する」といったサポートページにあるように、Android スマートフォンや iPhone または iPad で Google 検索アプリから動物、物、場所を検索すると、3D 結果を表示できる場合には [3D表示]、ARで表示できるものは[ARモードで見る]といった操作が可能になります。ARモードは Google レンズのように実際の部屋を背景にオブジェクトを配置することができるものです。
2019年の発表から、数多くの動物などを3D/ARで見ることができましたが、9to5Google は最近多くのモデルが削除されていることに気づいたことを報告しています。これは Google がサポートページに掲載している数よりもさらに少なくなっており、特に動物は十数頭で、犬と猫は10頭未満しか残っておらず、昆虫や物体が少しあるだけになったとしています。
なお、Google の 3D モデルのうち身体に関する部分は解剖学、細胞組織、科学用語、生物学用語に関するものは残されているようです。
なぜ多くの 3D モデルが削除されたかは明らかにされていません。完全に削除される可能性も否定できませんので、興味のある人はいまのうちに試しておくといいかもしれません。