Google は AI を活用した機能として Gemini アプリを Android デバイスに導入しましたが、いままでは Android 12 以降で動作するデバイスのみがサポートされていました。しかし、現在はこのサポートを Android 10 や Android 11 にも拡張しており、Gemini が古いデバイスでも利用できるようになっていることが報告されました。
最新のアプリアップデートによって、現在展開されている Google Gemini アプリは Android 10 以降のデバイスでインストールできるようになりました。最小要件が Android 12 から下がったことで広く Android デバイスで利用できるようになり、古いデバイスでも Google アシスタントを Gemini に置き換えることができます。
報告では、Android 向け Gemini アプリの最新バージョン v1.0.626720042 が Android 10 をサポートしており、Android 10 以降の古いデバイスでも Play ストア経由でアプリをインストールできるようになっています。
私も確認したところ、Google Play ストアの Google Gemini の説明(このアプリについて)にある Android 要件も変更されており、日本の Google Play ストアでも同様に要件が緩和されていました。
アシスタントを Gemini に置き換えることが良いことかどうかは微妙ですが、少なくとも古い Android でもサポートされるようになったことは歓迎すべきかと思います。