Chromebook と Microsoft OneDrive の統合がようやくリリース。Office ファイルが直接編集可能に

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Google は昨年 ChromeOS で Microsoft Word、Excel、PowerPoint などの Office ファイルを開いたり編集する機能の統合を発表しましたが、まだ広く利用可能になっているわけではありませんでした。しかし本日、改めてこの機能が正式に展開されたことがコミュニティへの投稿で発表されました。

この機能が有効になっていれば、Chromebook 上からマイクロソフトの Office ファイルを開こうとすると Microsoft 365 のアプリで開くかまたはインストールするようにポップアップが表示されます。また、Microsoft OneDrive を Chromebook のファイルアプリに接続するためのセットアップが案内されます。これを済ませれば、Chromebook のファイルアプリから直接 Microsoft OneDrive のファイルを開くことができるようになります。

なお、この機能が有効になっていない場合はフラグ Enable Office files upload workflow ( chrome://flags#upload-office-to-cloud ) を Enabled にすることで利用ができます。ただし、私の場合は Google Workspace アカウントでは利用できず、Gmail の個人アカウントでのみ利用可能でした。

Google によれば今後数週間にわたってロールアウトを継続するとのことなので、現時点では利用している Google アカウントによって違いがある可能性があることに注意してください。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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