Google Meet で「通話をキャスト」するクロスデバイス機能の UI が登場

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Google は Android ユーザーがデバイス間でシームレスに Google Meet の通話をキャスト(あるいは通話ストリーミング)できるようにするクロスデバイスキャスト機能の開発に取り組んでいます。これは Apple が Handoff 機能によって FaceTime の通話を転送することに似ており、Google が昨年から開発していたこの機能がようやく実現に近づいているようです。

今回の報告は PiunikaWeb と AssembleDebug が共有したもので、Google Meet のクロスデバイスキャスト機能の UIがすでに準備されていることを示すスクリーンショットが共有されました。この画像では、通話中の Meet の画面が新しいデザインに切り替わっているだけでなく、発信者の名前や通話時間、通話を切るボタンとならんで別のデバイスに「切り替える」ボタンが表示されています。

この機能が利用可能になれば、例えば最初に Pixel スマートフォンで受けた Google Meet の通話を、近くにある Pixel Tablet や Chromebook などにシームレスに切り替えることができるようになります。

かなり洗練されてきているように見えますが、現時点では通話のキャスト機能がいつリリースされるのか、そもそも導入されるのかどうかについては明らかになっていません。とは言え、便利な機能であることは間違いなく、リリースに期待したいですね。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Technical Writer

月間平均130万PVの当サイトを8年以上運営している 尾村 真英 です。これまでに 50台以上の Chromebook をレビュー しており、主に小規模事業者を対象に Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行っています。
現在は、Chrome Enterprise 公式ユーザーコミュニティのモデレーターとしても活動中で、Professional ChromeOS Administrator 資格を保有しています。

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