Google は Google マップや検索において車の代わりに公共交通機関や徒歩など低炭素で環境に優しい移動手段を提案したり、電気自動車(EV)の充電ステーションに関する情報を提供する新機能を追加したことを発表しました。
Google マップ では、移動時間が同等かつ実用的な場合に、車のルート案内の横に公共交通機関や徒歩の代替手段を提案するようになります。この機能は今後数週間以内にアムステルダム、バルセロナ、ロンドン、モントリオール、パリ、ローマ、シドニーを含む世界 15 以上の都市で利用可能になります。
また、長距離の鉄道路線にの検索機能を拡張し、電車だけでなくバスをサポートの追加しました。これにより検索結果ページにスケジュールと乗車券の価格が表示され、予約するためのリンクも表示されます。こちらの機能は現在38カ国の電車と15カ国の長距離バス路線で利用可能です。
さらに飛行機を利用した移動の場合、Google フライトから推定炭素排出量を検索結果で確認することができ、排出量の少ないオプションをフィルタリングすることができます。
もう一つは、電気自動車(EV)を利用している場合、Google マップにユーザーのレビューからの情報に基づいて充電ステーションの詳細な場所を特定するための AI を活用した説明を表示できるようになります。さらに便利にするため、充電ステーションに関するレビューでは使用したプラグの種類や待ち時間など、使用体験に関する詳細も求められるようになりました。
また、EVの充電に関する情報提供の機能として、リアルタイムでマップ上に充電ステーションの空き状況などから近くの充電ステーションが表示されるようになります。このアップデートは今後数ヶ月以内に Android Auto (Google) を搭載した車両でグローバルに展開される予定です。
さらに複数の目的地を経由する場合など、移動中に最適な充電ステーションが表示されるようになります。こちらも今後数ヶ月以内にグローバルで展開予定となっています。この他には google.com/travel を使ってEVを充電できるホテルをフィルターできるようになりました。
