モトローラが海外市場で｢Motorola Edge 50 Ultra｣を正式に発表しました。この機種はこれまでに何度か情報がリークされており、4月3日に発表が期待されていたものの登場しませんでしたが、ようやく発表となりました。
今回のモデルは、昨年リリースされた Motorola Edge 40 には Ultra モデルがなかったこともあり後継機種というわけではなく、4月3日にインド市場で発表された｢Motorola edge 50 Pro｣のアップグレードモデルという立ち位置になります。
そのため、｢Edge 50 Pro｣ではプロセッサが Snapdragon 7s Gen 2、リアメインカメラは50MP(OIS, f/1.4) メインカメラと13MP超広角カメラ、10MP 3倍望遠カメラを搭載していましたが、｢Edge 50 Ultra｣では Snapdragon 8s Gen 3 プロセッサ、50MP 1/1.3インチ(f/1.6, OIS) メインカメラと50MP超広角カメラ、さらに64MP 3倍望遠ペリスコープカメラ(f/2.4, 72mm)へとアップグレードされています。
RAMには 12GB と16GB LPDDR5Xが搭載され RAM ブースト機能もあり、ストレージは 512GB または 1TB UFS 4.0 を選択することができます。ディスプレイは 144Hz リフレッシュレートに対応した6.7インチ 2712×1220 解像度、最大2,500nits の明るさやDC調光、10ビット HDR+ などをサポートします。また Pantone による色精度の検証が行われています。
この他には、125W有線接続による高速充電と50Wワイヤレス充電をサポートした4,500mAhバッテリー、デュアル eSIM、Wi-Fi 7 / Bluetooth 5.4 サポート、さらに UWB サポート、本体はアルミニウムフレームを採用し、指紋防止コーティングの Gorilla Glass Victus、IP68 防塵･防水なども備えています。
モトローラによれば、今後数週間以内に一部のヨーロッパの国で発売される予定で、ベースモデルの価格は999ユーロとなっています。アジアやラテンアメリカなどの市場にも展開される予定です。
スペック
| OS | Hello UX based Android 14 |
|---|---|
| ディスプレイ | 6.7インチ pOLED 2,780×1,220 144Hz リフレッシュレート 最大2,500nits Pantone True Color |
| CPU | Snapdragon 8s Gen 3 |
| RAM | 12GB 16GB |
| 内部ストレージ | 512GB 1TB ※UFS 4.0 |
| 外部ストレージ | microSD (最大1TB) |
| リアカメラ | 50MP メイン(f/1.6, 1/1.3インチ, OIS) 50MP 超広角カメラ(f/2.0, 122°) 64MP 3倍テレスコープ (f/2.4, OIS) |
| フロントカメラ | 50MP |
| ネットワーク | 5G+4G Bluetooth 5.4 Wi-Fi 7 UWB |
| ポート | USB-C (DP1.4 対応) |
| バッテリー | 4,500mAh 125W有線充電 50Wワイヤレス充電 |
| その他 | ディスプレイ内指紋センサ IP68 防塵･防水 Dolby Atmos |
より手頃な｢Motorola Edge 50 Fusion｣もグローバルで正式発表されました。
