Google は Android 14 QPR3 Beta 2 で Pixel デバイスにおける「デスクトップモード」を第一歩を踏み出していますが、新たな報告によれば Google はデスクトップモードの機能を進化させ、いずれ Samsung DeX のような操作が期待できるような取り組みを行っていることが報告されました。
現在、試すことのできるデスクトップモードは、Pixel 8 Pro を USB によって出力してもミラーモードとして扱われ、スマートフォンの画面と大きく変わりません。
一方で開発に取り組まれている Android 15 のデスクトップモードでは、アプリ内のシンプルなメニューから全画面モード、分割ウィンドウモード、フリーフォームモードを切り替えることができるようになっています。ウィンドウの配置も自由にでき、ドラッグしてウィンドウサイズを変更したり、画面の両端にスナップできるなど基本的な機能の実装が行われています。
実際にどのように機能しているかは Android Authority が YouTube で動画を公開しています。
まだデスクトップの機能には遠く、Samsung DeX と同じというわけではありませんが、少なくとも使いやすさは改善しています。しかし、今回報告された取り組みによって Google は Pixel デバイスにおけるデスクトップモードを実用的なレベルまで引き上げようと開発していることが示されました。
とは言え、Android 15 でいきなり実用できるとまで思っていませんが、Pixel デバイスを活用する一つの方法として Samsung DeX のようにモニターに接続して使うという選択肢が加われば面白くなりそうです。