Google は ChromeOS 123 のアップデートを展開していますが、このアップデートによって Chromebook に導入された新機能と変更点について公式のアナウンスがありました。
まず、ChromeOS 123 にアップデートされるとキーボードショートカットとマウスボタンのカスタマイズが正式に利用できるようになりました。どちらも以前のバージョンまではフラグを有効にすることで使うことはできました。
キーボードショートカットのカスタマイズ
キーボードショートカットのカスタマイズは、好みのキーの組み合わせを割り当ててショートカットをカスタマイズできるようになりますが、設定できるショートカットは最初から決められており、組み込みのキーボードショートカットがすべて自由にカスタマイズできるわけではないことに注意してください。キーボードのカスタマイズは、[設定] > [デバイス] > [キーボード] > [キーボードのキーをカスタマイズ] から行うことができます。
マウスボタンのカスタマイズ
続いてマウスボタンのカスタマイズは、マウスに3つ以上のボタンがある場合、用意されたアクションを割り当てることができます。また、キーの組み合わせを選択すればキーボードショートカットもボタンに割り当てることができます。マウスボタンのカスタマイズは、[設定] > [デバイス] > [マウス] > [マウスボタンのカスタマイズ] から行うことができます。
ChromeOS ホットスポット機能
ホットスポット機能が ChromeOS でも利用できるようになり、ChromeOS がモバイルネットワークに接続してる(セルラーモデルを使用している)場合、Chromebook 上のネットワークをホットスポットとして他のデバイスに共有できるようになりました。
この設定は[ネットワーク]からホットスポットを有効にするだけですが、ChromeOS 123 の時点では米国内の T-Mobile のみがサポートされています。今後のリリースで他のネットワークも追加する予定としています。
その他の変更点
上記以外の細かい変更点では、Android アプリを好みの言語に変更できるようになりました。この新しい設定は [設定] > [アプリ] > [アプリを管理する] > [アプリの言語] のセクションから変更することができます。
もう一つは、テキスト読み上げ用の新しい自然な音声が追加され、オフラインで動作し、31の言語で利用できる新しい自然な音声のTTS 音声が追加されました。
Google が公式にアナウンスしたアップデート内容は以上となりますが、日本では新しいフォントも追加されています。詳細はこちらをご覧ください。
