Google は International Fact-Checking Day(国際ファクトチェックデー)に向けて、オンラインでコンテンツを評価することに役立つ検索機能とツールに関する情報を共有しました。ここではオンラインで見ている内容を理解するために役立つ4つの検索機能が紹介されています。
まず、検索結果に表示される Web サイトがどのようなサイトであるかを確認するため、「この結果について」機能を使用することで提供元などの情報を見ることができます。これは検索結果に表示されたサイト名の横にある[︙]をクリックし、[このページの詳細]を開くだけで利用可能であれば Wikipedia からサイトの説明や Web上でのサイトに関する情報など、そのWebサイトに関する情報が表示されます。
なお、「この結果について」の「このページの詳細」機能はフランス語、ドイツ語、ヒンディー語、イタリア語、日本語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、ベトナム語を含む世界 40 か国語で利用できるようになりました。
また、画像に関しても類似画像や他のサイトが同じ画像をどのように使用、説明しているか、画像のメタデータなどを確認できる機能もフランス語、ドイツ語、ヒンディー語、イタリア語、日本語、韓国語、ポルトガル語、スペイン語、ベトナム語を含む世界中の 40 の追加言語に拡張されたことを発表しています。
これは Google 画像検索の結果で画像の横にある[︙]をクリックしてツールにアクセスするか、[今ページの詳細]をクリックするだけで確認できます。
この他にもファクトチェックを Web 上で簡単に見つけられるように、独立した信頼できる事実確認機関が精査したことを確認できるようになったり、Google Fact Check Tools の Fact Check Explorer でトピックを検索すると、世界中の独立組織によって調査されたファクトチェックを見つけることができます。
さらに Fact Check Explorer を使用してテキストだけでなく画像についても詳しく調べられるようになりました。以前ベータ版ではこの機能を使用すると、画像のリンクをファクト チェック エクスプローラーにアップロードまたはコピーして、既存のファクト チェックで使用されているかどうかを確認できました。また、API を通じてこれらを使用することもできます。
これらのツールはテキストだけでなく画像を確認する場合に役立つとしていますが、まだ日本語に関しては限られた情報にのみ対応しているようなので、今後の進展に期待といったところです。
詳細については Google 公式ブログをご確認ください。