Google の Android 向けキーボードアプリ Gboard にはキーを押すときのバイブレーションの強さを0%〜100%で調整できる設定がありましたが、Android 14 QPR3 ではアプリの設定がなくなり、システムレベルでの設定になっていることが報告されました。
Android 14 QPR3 以前のデバイスでは、[Gboard] > [設定] に移動すると[キー操作バイブレーションの強さ]という項目が表示されており、これをタップすると0%から100%の間で強さを調整することができます。デフォルトではシステム設定と同じです。
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一方、Android 14 QPR3 ではこの設定がなり、[キー操作時の触覚フィードバック]という項目が表示されるようになります。この項目をタップするとシステム設定の[バイブレーションとハプティクス]のページに移動します。このページでは[キーボードのバイブレーション]のオンオフを切り替えるか、システム全体に影響を与える[操作時のハプティクス]から[触覚フィードバック]で全体の強さを0%〜100%に調整するしかなくなりました。
これが今後のアップデートで正式に変更されるのか戻されるのかは不明ですが、Gboard とシステム全体のバイブレーションの強さを分けていたユーザーがいるとすれば戸惑うかもしれません。
なお、Gboard アプリではなくシステムレベルでの設定は Android 15 DP 1 でも導入され、Android 14 QPR3 Beta 2 でも追加されています。