Google が Android スマートフォンの Chrome ブラウザで大量にタブを開いているとき、タブを整理整頓するための「Tab Declutter」機能の開発に取り組んでいることが報告されています。
この機能はまだ展開されておらず、新しい「Android Tab Declutter」という機能はフラグ #android-tab-declutter で隠されていますが、”非アクティブなタブの自動アーカイブと削除を有効”にする機能であることが説明されています。
似たような取り組みは2020年頃から行われていますが、当時よりも機能が改善されているように思え、説明から見ると「Tab Declutter」が有効になっていると長いあいだ使用されていないタブが自動的にアーカイブされ、メインのタブリストが片付くことで Chrome が高速化されると予想できます。また、後でアーカイブされたタブをリストから、削除するか復元するかを選べるようになります。
この機能が展開されれば、Chromeのすべてのタブを完全に閉じなくてもアーカイブしておくことで、後から確認するといったことも可能になりそうです。とは言え、自動的に行われてコントロールできなければ邪魔になる可能性も否定できません。
現時点ではまだ開発中の機能であり、少なくとも Chrome 125 まで展開されることはなく、もしかしたら展開されずに消える可能性もあります。