Microsoft は永続ライセンス版となる個人向け「Microsoft Office 2024」および法人向け「Microsoft Office LTSC 2024」を2024年後半には一般提供を開始することを発表しました。
この発表では、一般消費者向け Office 2024 は従来の「買い切り」モデルで、5年間のサポートが提供されること、発売時点での価格変更の予定はないことが明らかにされています。一方、Office 2024 に含まれる新機能の詳細については、一般提供が近くなったら発表予定としています。
また、商用(法人)向けとなるOffice LTSC 2024 は来月からプレビューが開始され、新機能として Outlook で新しい会議作成オプションと検索機能の強化、動的グラフや配列を含む数十の新しい Excel の機能と関数、パフォーマンスとセキュリティ、アクセシビリティの向上などが含まれています。なお、Office LTSC 2024 には廃止される Microsoft Publisher や個別にダウンロードできる Microsoft Team アプリは含まれていないとしています。
法人向けも永久ライセンスであり、Windows 11 LTSC と並行して5年間のサポートが提供されます。また、Microsoft は Office LTSC Professional Plus、Office LTSC Standard、Office LTSC Embedded、および個別のアプリの価格を一般提供開始時に最大10%値上げすることを伝えました。
この他、よくある質問のセクションでは Office 2024 には商用・個人のどちらにも Windows と Mac のバージョンが用意されていること、Office LTSC 2024 は Windows 10 および Windows 10 LTSC デバイスでサポートされること、32ビットと64ビットの両方のバージョンで用意されていることを明らかにしています。
詳細については Microsoft 公式ブログをご確認ください。