Google は Google Workspace の週次アップデートの概要を共有しており、いくつかの機能の追加や改善が行われたことを発表しています。
まず、Google ドキュメント、スライド、描画アプリに挿入した画像の[画像オプション]から設定できる「調整」のスライダーに数値入力するためのボックスが追加されました。今まで不透明度、明るさ、コントラストを調整するためにはスライダーで調整する必要がありましたが、今回の変更によって数値を直接入力できるようになります。
上の画像は左側が新しい調整、右側が現在のスライダーのみの調整です。これにより正確な調整が簡単にできるようになりました。このアップデートは即時リリースドメインには展開されはじめており、計画的リリースドメインへの展開は2024年4月2日に予定されています。すべての Google Workspace ユーザーと 個人の Google アカウントユーザーが利用可能です。
もう一つ、小さな変更点として Google ドライブの共有ドライブがアイテム容量の制限(最大400,000アイテム)に近づいたときに、容量制限に関するバナーアラートが表示されるようになります。このバナーは残り容量が20%未満の場合に表示され、コンテンツを追加・編集する権限を持つユーザーにのみ表示されます。こちらも現在即時リリースドメインには展開中で、計画的リリースドメインでは2024年4月3日に予定されています。
この他には App Script のバージョン履歴の制限を拡張したこと、新しい一括削除を使用してプロジェクトの履歴ページから複数のバージョンを同時に削除できるようになりました。
最後に Google Workspace の直接の機能ではありませんが、Google Meet をサポートする Logitech (ロジクール) Rally Bar HUDDLE が購入可能になりました(海外)。これは会議室向けに最適化された Google Meet ハードウェアキットで、Meet ハードウェアライセンスを所持する Google Workspace ユーザーが利用可能です。
Source Google