Gemini Nano が Google Pixel 8 に搭載されない理由は「ハードウェアの制限のため」

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Google は Android を開発するチームを迎えて Android 15 や Compose、Gemini に関するQ&A などを配信する動画 TheAndroidShow にて、Google Pixel 8 に Gemini Nano が搭載されない理由などを共有しました。

Gemini Nano はデバイス上で動作する Google の AI モデルで、いくつかのアプリで AI 機能を利用できるようなるものです。これについて動画の Q& A にて、Android 生成AI チームの Google エンジニアが「ハードウェア制限のため Gemini Nano は Pixel 8 には登場しない」ことを伝えました。

Pixel 8 と Pixel 8 Pro のスペック的な違いは RAM容量にあり、それぞれ 8GBRAM と 12GBRAM を搭載しています。Google はこれが影響していると言うわけですが、一方でオンデバイスの AI 機能という観点で Google と Samsung が協力して開発に取り組んだ Samsung Galaxy S24 のエントリーモデルは 8GBRAM ですが Magic Compose を利用することができます。そのため、 Pixel 8 でも使うことはできるはずですが Google はそうしなかったようです。

いずれにしても、Gemini Nano は Pixel 8 を含む古い Pixel デバイスでもサポートしないことが確認されたわけですが、Pixel 8 を購入したユーザーは最新のフラッグシップなのに最新の AI 機能を使えないというのはあまり良い話ではないですね。

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著者情報

Masahide Omuraのアバター Masahide Omura Product Marketing Manager

Professional ChromeOS Administrator 取得者。これまでに40台以上の Chromebook を試し、業務でも Chromebook や Google Workspace の導入・活用支援も行う。本業はアクセス解析や広告運用、ときにPMM。プロフィールはこちら

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