Nothing は予告通りにミッドレンジスマートフォンの新モデル「Nothing Phone (2a)」を正式に発表し、日本では3月下旬から発売することが明らかになりました。日本では12GBRAM/256GBストレージモデルのみとなり、価格は55,800円と手頃です。
Nothing Phone (2a) は120Hzリフレッシュレートに対応し、最大1300nitsの明るさを備えた6.7インチ Flexible AMOLED ディスプレイ(2412×1084)、MediaTek Dimensity 7200 Pro、最大12GBRAM、最大256GB ストレージを備えるミッドレンジスマートフォンです。なお、RAMはブースト機能により8GBの仮想RAMを追加することができます。
リアカメラはOIS を搭載する 50MP Samsung GN9 メインカメラと Samsung JN1 50MP 超広角カメラのデュアル仕様で、フロントカメラは Sony IMX615 32MPを搭載しています。カメラ機能では、Ultra XDR、モーションキャプチャ、ナイトモード、アクションカム、ポートレートオプティマイザーなどがあります。
また、Nothing Phone と言えば背面の Glyph Interface ですが、フラッグシップの「Nothing Phone (2)」よりも LED の数は減っているものの、リアカメラの周囲に3つの LED をしっかりと巡らせています。
この他には45W有線高速充電に対応した5,000mAhバッテリー、Wi-Fi 6 と Bluetooth 5.3 サポート、NFC サポート、指紋センサと顔認証ロック解除、IP54 防水などを備えています。OS は Android 14 ベースの Nothing OS 2.5 で動作しており、独自ウィジェットなどを多数備え、カスタマイズ性も高いことが特長です。また、3年の OS アップデートと4年のセキュリティアップデートの提供を保証しています。
Nothing Phone (2a) の構成と価格についてですが、国により構成が異なっており、日本では最上位の 12GBRAM / 256GB ストレージモデルのみが販売され、価格は55,800円となります。カラーは2色から選択可能です。
なお、記事執筆時点では公式サイトにおいて Felica やおサイフケータイに関する記述はなく、単に NFC(Google Pay などの決済手段に対応)とだけ書かれていることから、おサイフケータイには対応していない可能性があります。残念。
Nothing CEO の Carl Pei 氏が X/Twitter への質問に回答したことで Felica に対応していることを明らかにしました。なので、日本では Nothing Phone 2a でおサイフケータイを利用することができます。
スペック
OS | Nothing OS 2.5 based Android 14 |
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ディスプレイ | 6.7インチ AMOLED フルHD+ 120Hz |
CPU | Dimensity 7200 Pro |
RAM | 8GB 12GB |
内蔵ストレージ | 128GB 256GB |
外部ストレージ | – |
リアカメラ | 50MPメイン(1/1.5″、1.0μm、OIS) 50MP超広角(1/2.76″、0.64μm) |
フロントカメラ | 32MP |
ポート | USB-C |
ネットワーク | 5G/4G Wi-Fi 6 Bluetooth 5.3 NFC Felica (おサイフケータイ) |
バッテリー | 5,000mAh 45W有線充電 |
その他 | ディスプレイ内指紋センサ 顔認証 IP54 防水・防塵 3年間 OS アップデート 4年間 セキュリティアップデート |
サイズ | 161.74 x 76.32 x 8.55 mm |
重さ | 190g |