Google と Fitbit は2022年8月に発表した Fitbit Sense 2 と Versa 4 から、｢Fitbit by Google｣というブランド名を使用してきましたが、現在は｢Google Fitbit｣という表記に変更されています。
最近まで公式サイト(fitbit.com)や動画、パッケージなどで｢Fitbit by Google｣が表記され、大きく Fitbit のロゴのあとに by Google と続くケースが多く使用されてきました。ところがここ数日で、Fitbit 公式サイトから fitbit のおなじみの緑のロゴと fitbit の名前ではなく 単に Google Fitbit へと変更されていることが報告されました。サイトのファビコンは fitibit のアイコンのままです。
また、今回の｢Google Fitbit｣への表記変更に伴い、これまで小文字から始まっていた｢fitbit｣の f が大文字に変更されています。使用されているフォントは Google Sans のようです。
なお、先週には Google ストアのページが改修されており、いままで｢スマートウォッチ｣とだけ表記されていたカテゴリーが｢スマートウォッチとトラッカー｣に変更されて、ページの内容やラインナップが刷新されています。
この変更が何を意味するのか正しくはわかりませんが、Google は fitbit.com 側にあるストアを廃止して、Google ストアに統合する可能性があると予想されます。今回の fitbit by Google から Google Fitbit へと表記が変わることも Google ストアでのみ販売されるようになる布石と見ても不思議ではありません。
今後、製品パッケージなども含めて変更される可能性はありますが、現時点ではまだわかりません。ユーザー側に大きな問題があるわけではなく、単に Google の一つのプロダクトに Fitbit があるとわかりやすくなった程度でしょうか。あとはちゃんとアップデートやサポートを続けてくれることを祈るばかりです。
