Google は Material You というデザイン言語で様々なサービスのインターフェースを統一しようとアップデートを行っています。この流れの中で唯一遅れているのが Wear OS でしたが、昨年から Material You の導入に取り組んでいることが報告されており、最新の情報では Material You のダイナミックカラーが展開される準備が整ってきていることが報告されています。
この情報は 9to5Google によるもので、最新の Wear OS アプリのコードからダイナミックカラーテーマに関する通知のテキストを発見してり、展開が間近に迫っている可能性を示しています。
発見された通知のテキストからは、ウォッチフェイスの色がシステムテーマと自動的に一致するようになること(ダイナミックカラー)と文字盤を変更して自分でカラーテーマを設定することができることが確認されました。自分でテーマを設定する場合は、おそらくダイナミックカラーをサポートしていないサードパーティのウォッチフェイスで利用することになると思われます。
また、設定できる色のリストも明らかになっています。
- Almond
- Pomelo
- Champagne
- Limoncello
- Lime
- Pear
- Mint
- Jade
- Spearmint
- Sky
- Sapphire
- Flamingo
- Melon
- Dandelion
- Aqua
- Lilac
これらの色は Pixel Watch でウォッチフェイスのカスタマイズを使ったことがあるユーザーならおなじみの名前だと思います。
この他にも Google は Wear OS のアプリドロワーを新しいデザインに変更する可能性があるようで、今までのシンプルなリスト型でスクロールするドロワーではなく、グリッドビューに置き換えるオプションが追加される予定です。
どのような見た目か具体的な情報はありませんが、初期のバージョンでは3列のグリッドで表示される可能性があり「three-column grid launcher.」と呼ばれています。
Wear OS の Material You サポートがどのタイミングになるかは明らかにされていませんが、すでに通知用のテキストまで用意されていることを考えると2024年3月の Pixel Feature Drop で展開される可能性があります。
Source 9to5Google